☆☆☆
読んでみたがそんなに常識外れではない。
独自性としてはナワバリの理論の部分かと思います。人は見てられると落ち着いていろんな決定ができなくなり居心地が悪くなり何も買わずに出て行ってしまうからちゃんとナワバリを意識して売り場に設けなさいというところ。敷居を低くしてプラスで居場所を作ってというステップを踏まなければなりませんよというところです。
広告を目的別にちゃんとコンセプトを持って作りましょうとかストーリーを持たせましょうとかレイアウトとポップが大事ですよとかまあその通りだと思いました。
経験はノウハウではない、経験をもとに広く不変的法則を組み立てることができて初めてノウハウになる、経験していない分野でも通じる論理になるというのがとても心に残りました。経験はたくさんしてきたのは間違いないところなので、それを自信をもって置き換えて考えることができるかどうかが重要なんだろうなと思いました。付け焼刃ではなく。
そうやって考えると割といい本だったと思います。退屈で結構読むのに時間がかかりましたが。常にこの置き換えて考えるを念頭に置いてみようと思いました。
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