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お客様ではなくファンであるという認識に変えること、そしてファンを増やそうという認識を持つことが重要という内容です。
会社を一つにまとめるために社長のファンである社員を増やすなんて言う取り組みをしたりしています。なんとなく会社全体がまとまりだし一体感が出たりしたそうです。
ファンづくりには感動を与えるストーリーも重要です。
ディズニーランドでは東日本大震災の時に園内のお客様たちに無料でお菓子やひざ掛けを配ったそうです。それも従業員(キャスト)の裁量で行ったそうです。そうしたことが口コミで広がってまた多くのファンが生まれたとのことです。
そういえば山一証券が破たんしたときに、ばたばたしている山一証券の本社に伊藤園(だと思う)が何ケースものお茶を無料で送りつけたそうです。売名行為ではなく。だからずっと黙っていたそうで今もあまり知られていません。誰かがどうしてそんなことをと伊藤園の社長に聞いたところ、上場したときに世話になったからと答えたそうです。なんとなくそうした行為がファンを作るんだろうなと思ったりしました。
確かにこんなエピソードを聞いて僕自身もディズニーランドや伊藤園のファンになりました。
顧客リストの重要性についても書かれています。しかし世の中顧客リストのない企業がどれだけあることか、あってもメンテナンスされていないとか、活用されていないとか。ファンを大事にするってことは顧客リストをしっかり作ってCRMをしっかり行うことであるということを再認識しました。
ちょっといいなと思ったノウハウを2つ
強みの見つけた5つの質問
➀これまでの人生・仕事での成果、成功体験は?②他の人がしたことのないような経験は?③子供のこと好きだったことは?④時間を忘れて夢中になれるくらい好きなことは?⑤周りからどんな評価を受けている?
相関関係図の描き方
➀図の上下に前後ろと記入する②真ん中に自分を〇で書きおもいつく人を周囲に配置する(関係性の深い人は近く、浅い人は遠く)③その人たちとつながっていると思ったら自分と線でつなげる④より関係性が深いと思う人との間にさらにもう一本線を足す。これをやると自然とバックアップしてくれている人とかがわかるようです。
まあ本の中に書いてあることは見込み客とかターゲットとか概ね知っているようなことが多かったですが、なんといってもお客様をファンと位置付けることで見方が取組み姿勢が変わるということが一番面白かったです。
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