旬八青果店を見る


こんにちは 亀戸はんだプランニングの半田です。 


 たまっていたカンブリア宮殿を見ていたら(株)アグリゲートの旬八青果店の話をやっていました。

旬八青果店は都内7店舗を有する新進気鋭の八百屋です。 

 未来に、"おいしい" をつなぐインフラを創造するをミッションとしており、生産地に入り込んでの大手企業や農協の隙間をついた仕入れ、コミュニケーションに基づいた圧倒的な販売、その後在庫・廃棄ロス削減のための製造まで、仕入⇒販売、仕入⇒製造⇒販売2種類のビジネスモデルを持っています。

 まあある程度勉強した人なら誰もが思いつく形なのでしょうが、それを形にして実践しビジネスモデルとして構築できたところがすごいなと感じました。言うは易し、行うは難しの典型のようなパターンです。すごいエネルギーを感じました。


 下にあるのがアグリゲートの提唱するSPFと言うモデルです(SPAのアパレルをフードにしたものらしい)。製造小売業における食品を別カテゴリとしてあらわしたものです。これをすべてITでつなぐことにより生産性を高めるとともに、情報も乗っけて、その付加価値を高めていくというモデルになっています。これも言うのは簡単ですが、莫大なエネルギーと投資が必要であることは言うまでもありません。

このことが小売りの現場に示唆しているのは、情報を小売りの現場に乗っけるってことです。ただ置いておくのではなくて、商品に情報を乗っけることで価値を高める(付加価値をつける)ことが重要であるということでしょう。

 これを行うためにはPOPやセールストークを含めた様々なコミュニケーション手段が考えられます。ここを効果的に高めていくことが小売り現場が生き残っていくために最も必要な要素であると再認識しました。むーん。


 アグリゲートの左今社長が言っていました。「八百屋という業態は衰退していますが、ただ2~3店舗運営して稼ぐのは絶対に出来ます」と。 

 僕自身も、現状小売業全体における寡占はめちゃくちゃ進んでいますが、それでも確実に個店が生き残り繁栄していく道はあると思っています。でなきゃ今の仕事はやってらんないでしょ。でも実際にそう言ってくれる人がいるとうれしい。そうだよな、まだまだいけるよな。だからそのためにもっともっと脳みそに汗をかかなければならないと改めて決意しました。


 いいね、ネアカのびのびへこたれず、今日は2ランクアップだ。

亀戸はんだプランニング

亀戸はんだプランニング コンサルティング業務全般 登録中小企業診断士 認定経営コンサルタント 公認ファシリテーター

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