商圏調査の講義を受ける


こんばんは、亀戸はんだプランニング半田です。

昨日は船橋商工会議所で商圏調査がらみの講義を受けました。

ちなみに僕はJSTAT(無料)に登録していて、商圏のマーケティングレポートぐらいは出すことはできます。でもそこからさらにどうやって具体的に落としこんでいくかが知りたかったのです。機能を使いこなせてない感じがしてたからです。

第一部はゼンリンの人が来てのゼンリンのソフト(マケプラ)を使った商圏調査の話。マケプラは、まあ便利になっていると思います、お金かかってますから。見やすくできていると思います、お金かかってますから。使いやすくなっていると思います、お金かかってますから。誰でもできるんじゃないかと思いました。総務省の人がどれくらい予算を使ったのか知りませんが、片手間にやったJSTATよりはよっぽど使いやすいと思います。JSTATまじめすぎて面白みがないんですよね。でも基本的にソフトはどう使いこなすかが重要です。そこのところが今ひとつピンと来ない講義でした。全然すごいと思わなかった、だからまあJSTATでも十分かなと思いました。

第2部は千葉県中小企業診断士協会の梅林先生の講義でした。ゼンリンのソフトについて全く触れずに、無料だと強調しながらJSTATによる商圏調査の説明を進めます。ゼンリンの人ムカついてたろうなと推定します。

推定市場規模を経営判断に活用するということで、和ふ庵っていう10円饅頭のフランチャイズチェーンを事例にして説明しました。和ふ庵チェーンは潰れたんですね。ビジネスモデルが月販480万売って値入50%でっていう感じなんですが、それに加盟金300万円払って加盟してやっていけるかっていう話です。そんなの普通に考えても10円48万個を月に売るんかいって誰もが思いそうなもんですが、結構加盟された方もいたようです。でなんでうまくいかないのっていうのを、懇切丁寧に商圏内世帯数と家計支出調査から割り出してそんなの無理でしょっていう証明をしていきます。すごくわかりやすかった。ロジカル。徒歩商圏内の全世帯が月に10回買いに来て何とか売り上げが成り立つとか、半径2キロの商圏内の全世帯が1回ずつ買いに来てやっと生計が成り立つとか、誰が考えても無理でしょを論理的に説明していきました。さすが中小企業診断士と思いました。すごいすごい。

小売・店舗ビジネスをやるんだった商圏把握ぐらいできないといかんよねという認識があったので参加しましたが、新たに家計調査の軸を学ぶことができたのでほんと今回参加してほんと良かったと思いました。よかった。早速今支援している肉屋の立地レポートと家計調査から商圏内シェアを調べてみようと思いました。まだまだ全然伸びしろありますよって言ってやろう。

今日はワンランクアップだ。


亀戸はんだプランニング

亀戸はんだプランニング コンサルティング業務全般 登録中小企業診断士 認定経営コンサルタント 公認ファシリテーター

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